教育理念

学校経営方針

1.岩永学園グループ理念

2.校歌

3.学校経営計画

183名の入学生を迎え、在籍生徒521名となりました。いよいよ令和4年度の幕開けです。
「春風や闘志抱きて丘に立つ」(高浜虚子)
思い切って新しいことに挑戦してみようと考えている人、自分が思い描く将来の姿に近づくために着実に努力を重ねていこうと考えている人、それぞれが決意をもってスタートラインに立っていることと思います。自らの決意と意欲をもって、行動する一年にしましょう。
本校の校訓は「立志」「快心」「感謝」です。

(1)校訓

心技翔創変の精神の基に、こころの成長と人格の形成を目指します。

(2)基本方針

多様性を尊び、生徒の多様なニーズに応えることのできる教育環境の整備に努めます。また、広域通信制高等学校の柔軟性を活かしたカリキュラム編成と、個に応じた授業支援や個別対応の充実により、多様な支援ニーズのある生徒がともに自立に向けて学ぶ、開かれた学校づくりを目指します。

(3)教育方針

(ア) 「何のために」を追求

何のために学校に通い勉強しているのか、自己を見つめ、自己の存在感を実感しながら、主体的に学びを深める生徒を育成します。

(イ) 人格の形成

誠実(挨拶・心くばり)、気力(体力・集中力)、智恵(感性・思考)、行動(意識・存在感)、この視点から指導を行い、自己実現を図ります。

(ウ) 社会が求める人材の育成

社会的・職業的な自立に向けて必要な資質・能力を身に付けていくことができるようキャリア教育の充実を図るとともに、専門分野の知識・技能を習得して資格取得を目指す生徒を育成します。

(エ) 社会に貢献

社会体験や地域交流を通して、自らの役割を自覚し、社会に貢献する喜びを味わわせるとともに、奉仕と感謝の心を育て、笑顔のあふれる温かい学校づくりを目指します。

(4)重点目標

(1)生徒一人ひとりのニーズに応じた学力向上と進路指導の推進 
(2)生徒の思いに寄り添い、自己実現を図るための教育相談体制の充実
(3)ICTを効果的に活用し、主体的に学習を深めるための指導方法の工夫改善

(5)具体的方策・目標

SDGsの理念のもと「誰一人取り残さない教育」を実現するために、卒業後の「未来をつくるために学ぶ」「未来をつくるために働く」生徒の育成をめざす。そのために生徒のニーズを把握し、必要な教育内容を組み立て、日常的に評価と改善を行いながら、組織的かつ計画的により良い教育の推進に努める。

(1)生徒一人ひとりのニーズに応じた学力向上と進路指導の推進

・「持続可能な社会の創り手」となるために必要な能力として、「未来像を予測して計画を立てる力」や「進んで参加する態度」を育成する
・ わかる喜びを実感させる授業を行い、基礎学力の定着を図る
・ ICTを活用し、個々の能力や特製に応じた学びを支援する
・ 遠隔地等(離島部、サポート校含む)で学ぶ生徒のために、ICTを活用した双方向型学習を可能にする指導方法を工夫する
・ 授業の動画配信を計画的・定期的に更新し、生徒へ積極的な活用を指導する
・ 安全・安心な教育環境を整備する
・ 特別活動の活動の精選と計画的な実施に努め、生徒の積極的な参加を促する
・ 大学・専門学校等への進学と就職に向けた進路指導を充実する
・ 職業的自立に必要な資質・能力の育成をめざすキャリア教育を推進する

(2)生徒の思いに寄り添い、自己実現を図るための教育相談体制の充実

・ 生徒がよりよい人間関係を形成し、自己実現を図ることができるよう「コミュニケーション力」や「つながりを尊重する態度」の育成に努める
・ 教育相談部を中心に、SC、SSWと情報を共有し、問題の早期発見・早期対応に努める
・ 非活動生徒を把握し、学年団と教育相談部との情報共有と早期対応に努める
・ 教育支援計画に基づき、個に応じた授業支援、学びなおし支援を推進する
・ 生徒理解を深め適切な指導に資する研修を推進し、職員の資質向上を図る
・ ユニバーサルデザインを意識した教育環境の整備に努める
・ 教育、医療、福祉などの関係機関との連携を強化する

(3)ICTを効果的に活用し、主体的に学習を深めるための指導方法の工夫改善

・ 広域通信制高校の特長とビジョンを共有共有し、組織的な教育支援を推進する
・ 動画配信等の工夫や面接実施施設等での面接指導の充実に努める
・ 本部校と協力校等との連携・協働のもと、多様なメディアの活用に加え、 ICTを効果的に活用した双方向型学習が可能となる指導方法を確立する
・ NPO法人ゆめ未来支援協会との連携による不登校支援を継続する
・ 関係機関(教育・福祉)や企業との連携強化と職場体験の企画・運営に努める
・ 様々な通信手段を活用した、迅速で正確な情報発信を強化する

立志

 「立志」は、目的を決めてそのことを成し遂げようとすることです。
新しい環境に自分の意志で飛び込んだみなさんには、これをチャンスと捉え、ぜひ夢や目標をもって充実した高校生活を送ってもらいたいと思います。
 学校は集団の中で心身を鍛え、成長させる場です。授業だけでなく、さまざまな活動や日常での触れ合いをとおして他者とかかわり合い、学び合い、啓発し合って成長することができます。
「我以外皆我が師なり」
 これは、吉川英治の座右の銘として知られる言葉で、人は常に人の師であるという意味です。年齢も性別も関係ありません。学ぼうという意識をもって物事を見たり聞いたりすれば、あらゆるもの、人から多くを学ぶことができます。生徒同士はもちろんですが、私たち職員もみなさんから多くのことを学んでいます。自ら学ぶという行いによって他者とかかわり、互いに学び合う関係を作っていきましょう。みなさんは、鍛えればのびる可能性を秘めています。何か一つ目標をもち、自分の可能性を信じて挑戦してみてください。仲間と共に切磋琢磨し、互いに成長できる一年にしましょう。

快心

 「快心」は心持ちがよいことという意味です。学校は集団で生活する小社会です。では集団の中でみんなが心地よく過ごすためにはどうすればよいのでしょうか。
 人は誰にでも、他人に受け入れられたいという願いがあります。しかし、現実の社会では他者を受け入れることを拒絶する事例があとを絶ちません。今も世界中で差別や偏見に苦しみ、虐待に耐えている人たちが大勢います。私たちが少し想像力を働かせれば、どこで、どのようなことが行われているかを知ることはできます。事実を正しく知ることで差別や偏見はなくなるはずです。
「己の欲せざるところは、人に施すことなかれ」という孔子の言葉は、自分がしてほしくないようなことは、人にしてはいけないという意味ですが、言い方を変えれば自分がしてもらいたいことは人にもそのようにしなさいということです。これが人間関係を築く出発点だと思います。あなたが人に優しく受け入れてほしいと思うのなら、あなたも人を優しく受け入れなければなりません。人をあるがままに受け入れるということは口で言うほど簡単なことではありません。考え方の違いや、習慣の違いなどによって、人は簡単に人を遠ざけます。
 ここにいる一人一人に個性があり、一人一人が尊重されるべき存在です。仲間や先生方みなが互いの人権を尊重し、安心して過ごせる環境で学びを深めていきましょう。

感謝

 社会生活において、自分一人でできることはそう多くはありません。仲間との活動をとおして、一人より二人、二人より大勢の力を合わせることで力は大きくなり、一人では得られない大きな感動を味わうこともできます。仲間のすばらしさに気づき、良さを認め合い、協力して活動することが、一人一人の可能性をもっと伸ばすことになります。高校生活で生涯の宝物と思える親友を得た、という話をよく聞きます。学級で、生徒会で、部活動で、ボランティア活動などをとおして、仲間と一緒に自分たちができることを考え行動し、「ありがとう」という感謝の言葉が自然に飛び交う学校にしていきましょう。
 「ありがとう」の言葉で人は感動を覚え成長します。みなさんの高校生活が感動ある、充実したものになることを期待しています。