3年生に送る言葉

ゴルゴ松本に学ぶ「命」の授業!

卒業生の皆さんおめでとうございます!

本当に卒業するんですか?
もう1年くらい留年していいですよ・・
と言いたいところですが、お別れの時です。

さて先日、お笑い芸人ゴルゴ松本による「命」の授業
というものがTV放送されており、
リアルタイムで見ることは出来ませんでしたが、
奥さんが「絶対あなたが好きな話し」
と録画をしてくれて見る事ができました。
それは私にとってとても感銘をうける
授業内容でした。放送内容を要約すると

辛いことがあった時、人はグチをこぼす。
マイナスな言葉や弱音を吐く。「吐」という字は、
口へんにプラスマイナスと書く。
嫌なことは吐き出していい。
でも、そこから成功する人、夢を実現する人は

少しずつ変化していく。
弱音は吐かない。ボジティブなことだけを言うようにする。

マイナスな事を取っていくと「吐」の漢字から
マイナスが消え夢は「叶う」になる。

自分の思っていた到達点に少し足りていないと思ったら、
軌道修正しながら、最終的な目標(ゴール)は変えない。
紆余曲折しながら、遠回りしながら、目標(ゴール)まで行けばいい。

危険だと思ったら回避する。危険だと思ったら、逃げていい。

「逃」は、しんにょうに兆し。しかし逃げ続けるだけではなく、

しんにょうを手ヘンに変えて「挑」挑戦するんだ。

「幸」と「辛」
幸せでも、何かが欠けたら辛くなる
辛くても、何かが加われば幸いになる
「苦」「困」「災」に「難」を加えると

「苦難(くなん)」

「困難(こんなん)」

「災難(さいなん)」
こういうことが起こると不幸だと考えてしまう。
しかし「難」が無い人生を「無難(ぶなん)」という。

反対に、「難」が有る人生。「有」「難」と書いて

「有難(ありがた)」しという。

難があるという事は前に進んでいる事で誇りにおもって欲しい。
「命」は、人を一叩き(ひとたたき)と書く。
殴ったり蹴ったり、人を痛めつけることで命を感じる。これは大間違い。
寝てる時、無意識の時、今も叩き続けている心臓。
心臓の一叩きの連続が命。
その命を命懸けで産んだのはお母さん。女性です。
命の始まりは女なんです。
「女」が土「台」となって「始」まりとなる。

私達 男は、女の人を粗末にしちゃ絶対ダメなんだ。
君達を産んだお母さんは命懸けで君達を産んだんだ。それは間違いない。
命懸けで産んだものが命なんだ。人間はそれを何度も繰り返してきた。
ここからは、皆が命を繋げていく。

社会へ出て立派な大人になって命を広げて行ってください。
というものでした。

君達はこれからさらに険しい道を進んでいきます。

弱音はどんどん吐いていい。辛い時は泣いていい。

でも目の前に難があるという事は前に進んでいるという証拠だから

自分の命を大切に、家族を大切に、出会うすべての人を大切に、

自信をもって前へ進み続けてください。

君達の幸せをこころから願っています。